イン・ドリームス / 殺意の森 (In Dreams) !田舎町に住み、パイロットの夫Paulと一人娘Rebeccaとの幸せな生活を送るClaireはおかしな夢を見る様になった。幼い女の子が謎の男に連れ去ってしまうというものだ。何度も同じ夢を見る為、夫が警察に届けようとするが取り合って貰えない。 出演を楽しみにしていた白雪姫の劇の後、Rebeccaが行方不明となり、町の貯水池から遺体となって発見される。あの夢は娘の事だったのだ。絶望したClaireは車ごと貯水池へ突っ込むが命を取り留める。その後も悪夢は続き、精神科医のSilvermanを紹介される。 Paulの希望で自宅に戻ったものの、起きていても悪夢は消え去らず追い詰められるClaireは手首を切る。入院した彼女の元に、昼間姿が見えなくなった愛犬がやって来る。愛犬の後を追った彼女は車の往来の激しい道路に飛び出してしまい、車同士の大事故を引き起こす。犬はおらず、彼女は精神科病棟へ入れられてしまう。 夫がホテルの一室で殺される夢を見たClaireは必死に訴える。愛犬がホテルに居るとの連絡を受けたPaulは廃墟となったホテルへ向かい、愛犬を見つけた時何者かに目を突かれて殺害される。 謎の男の名がVivianで、彼女が居る精神科に子供の頃入院していた事を夢で知ったClaireは、自分が夢の中でVivianをコントロールする事を試みる。彼女の話を真に受けていなかったSilverman医師が念の為に病院の記録を調べると、Vivianのカルテがそこにはあった。 夢の中のVivianと同じ行動（殺人以外）を取るClaire。看護婦を殺害し、看護婦の格好をして病院を脱走したVivianは警備員を騙して車を走らせ貯水池にやって来る。Claireは警備員を銃で脅し、Silverman医師に夫が殺されたホテルを見に行く様伝えさせる。警察はようやくClaireが言った事が現実で、彼女の身に危険が迫っている事を悟る。同じ行動を取ったClaireは遂にVivianと遭遇する。 母親に虐待され、温かい家族が欲しかったVivianは、霊的な夢を見るClaireを選んだのだ。Vivianは彼女を自分の「家」に招待する。そこにはClaireの夢に出た少女が居た。機会を伺って少女を逃がし、Clairは１人Vivianと対決する。森を抜け、ダムに追い詰められるClaire。ヘリからの狙撃隊に撃てと叫んだ彼女は、Vivianと一緒にダムへ落ちる。RebeccaはClaireを連れて行く。、Vivianは心神喪失により死刑を免れ、専門病院に収容された…。 |
脚本は、この映画の監督Neil JordanとBruce様の連名になっています。実際は、Bruce様が書いたものをNeil監督が書き直した、という事の様です。Bruce様が書いた唯一のホラー・シーンは、犬が夫を食べてしまう、という所だけだそうです（"SMOKING IN BED"より）。 Bruce様が脚本を書いていなかったら、絶対一生観る事のない作品です。ホラー映画は苦手なので…。 |