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BRUCE ROBINSON ROOM



ホテル (Kleinhoff Hotel)
      

Bruce様は過激派テロリストのKarl役。夫の出張中自分も旅行する事になった若い有閑マダムが飛行機に乗り遅れ、別の便を待つ為の宿泊先に選んだ安ホテルの隣の部屋に宿泊している若い男(Bruce様)に興味を抱く。隣室の灯りが漏れてくるのに気付き、その隙間から隣室を覗くマダム。ホテル内ですれ違う2人は明らかにお互いに興味を抱いている。次第にマダムの行動はエスカレートし、外出する男を付け回し始める。最後には自分から男の部屋へ乗り込み男との情事にのめり込むが、マダムが寝ている間に男は手首を切って自殺してしまう。しかしマダムは何事もなかったかの様にホテルを後にするのだった…。(ジャケットは左2つがイタリア版、右から2番目が日本コロムビア版、一番右がジェネオン版)



私が入手した日本コロムビア版(1999年発売・廃盤、COBM-5024)は、「ビデオのマスターテープをそのまま流用した」のが明白。最初と最後に出るいわゆる「注意書き」の始まりは「このビデオは…」となっているし、画面は恐ろしく粗いからです。音声は後から被せたのではないかと思う程口の動きと合っていません。字幕も日本語のみで切り替えが出来ません。ジェネオン版(2003年発売・廃盤、PIBF-7556)がどうかは知りませんが、次に再発する時はデジタル・リマスターを施して、字幕は日本語と英語で切り替えが出来る様にして頂きたい。あの画質ではブートレグと思われても文句は言えない(断言)。

「ロミオとジュリエット」の頃と比べると、現在のBruce様にかなり近付いています。劇中無精ひげを生やしてますが、ひげを剃ったら多分年齢より若く見えるでしょうね。

Bruce様はこの作品を「上流ポルノ」(Smoking In Bedより)とコメント、DVD(日本コロムビア版)で使用されている写真の大半がベッドシーンのものなので完全にポルノなのかと思ったら、そうではありませんでした。しかし、話自体がつまらない=作品としてはB級です。よって、Bruce様、またはCorinne Clery(有閑マダム役、「O嬢の物語」で有名)のマニア的ファンでない限り買う価値なし!どうやら現在流通しているのはイタリア版のみの様です…。