ロミオとジュリエット (Romeo And Juliet) シェークスピアの戯曲を映画化した有名な作品。中世イタリアの都市ヴェロナの２つの名家Capulet家とMontague家の間には長年に渡って争いが絶えない。Capulet家には一人娘のJulietが、Montague家には一人息子のRomeoが居た。従兄弟達と仮面を付け、Capulet家のパーティーに潜り込んだRomeoは美しいJulietに一目惚れ。２人は恋に落ち、結婚を誓い合う。翌日Juiletの乳母の助けを借りて、Laurence神父のもと結婚式を挙げる２人。町ではCapulet家、Montague家の若者達が再び争いを始め、Julietの従兄TybaltがRomeoの従兄Mercutioを刺殺。逆上したRomeoはTybaltを殺し、ヴェロナを永久追放される。Julietの父はヴェロナ領主の親戚のParisと娘との結婚話を進め、日取りも木曜日に決まってしまう。困ったJulietはLaurence神父に助けを求める。神父はJulietに仮死状態に陥る薬を渡し、Romeoに知らせるべく手紙を使者に託す。Julietが水曜日の夜に薬を飲めば42時間にわたって仮死状態が続き、葬儀後にRomeoを呼んで２人を逃がそう、というのが神父の考えた作戦だ。Julietの葬儀が終わり、遺体が安置された所までは順調だったが、使者に託した手紙がRomeoに渡る前に、葬儀の様子を見ていたRomeoの家臣が「Julietの死」をRomeoに伝えてしまう。Julietが死んだと思い込んだRomeoは、Julietの傍らで毒薬を飲み干して死んでしまう。まもなく目覚めたJulietはRomeoが死んでしまった事に絶望し、Romeoの剣を自らの胸に刺す。こうしてそれぞれがたった１人の子供を亡くした両家の親達は愚かな争いを悔やむのだった。 |
Bruce様の俳優としてのデビュー作。BenvolioはRomeoの従兄です。当時21〜22歳のBruce様は余りに美しくて眩しいです。まだちょっとあどけなさが残ります。この映画の監督がゲイでしつこくBruce様を誘った為、この撮影後Bruce様は精神科のお世話に（可哀想）。RomeoとJulietのベッドシーンで、Romeoが全裸でうつ伏せ、しかもお尻がしっかり見えるショットになっている部分があるのは完全に監督の趣味に違いないと納得してしまいます。 1968年の作品ではあるものの、元が古典であり、設定が中世という事で今観ても何の違和感もありません。ただ、Bruce様が何処に出ているのか分からず最初はちょっと戸惑いました。何故なら、STILL CRAZYの後に最初に観たのがこの作品で、30年一気に時が飛んでしまったからです。Benvolioの横顔を見て初めて「ああ、これがそうだ！」と気付いた程。60年代にBruce様が出演した作品で現時点でDVD化されているのはこの作品だけですし、1500円で買える「期間限定販売」のDVDが何度も再発されていますから是非チェックを！ |